LYRICS

時代 -Jidai

巡り合わせの全ては意味がある

今ここに流れるメロディー

きっとあなたに会わなかったら無だった筈


ひねくれて 無口の私は怒りに震えた

押し殺した感情は誰も知らない

助けてと叫んではまた口を閉ざす

何もかも消えてなくなってしまえ


やり場なかった時代

それは時が解決するのだと知る術なかった

わたしとあなたに流れる風は止んでしまったけれども

せめてでもこの曲が届いてくれたらと願う


ドアの向こうで聞こえたピアノ

繰り返す過去のあやまちを

乾く心に響いた音で何を描く?


忍びよる嘆きの旋律は眠りを遮り

羨ましさと諦めが交差した日々

助けてと叫んではまた口を閉ざす

繰り返す今日が終わりを告げる


憧れていた時代

それは開きそびれた花が散り消えてゆく刹那

わたしとあなたに流れる風は止んでしまったけれども

せめてでもこの曲が届いてくれたらと願う


追い込んでいたこの心

行き着く先に見えた月

全てはそう弱き自分が築き上げた跡

きっと誰も何も傷付く事はなかった

君は鳥

君は変わった あの時から

決意感じた 満月の夜

あの懐かしい 灯台には

優しい想い出 色褪せぬまま


揺るぎない君 雨に打たれ別れ待っていた

ゆずれない私 弱い心受け止められずにいた


君は鳥 自由に旅立ってゆく

無数の光 指し示す方へ

私は魚 水面にあなたの影を追う

自由の意味を 探しながら


1つ奪えば 1つ失う事さえ

分からなかった 蒼い心

涙で洗う 思い出たち

流しきれぬ 後悔の念


断ち切った糸 解き放った君が選んだ道

幻の未来 作り上げた あの時の私達



大切な君 白い羽が震え揺れていた

黄昏の時 高鳴る鼓動 耳を塞いでいた


君は鳥 自由に旅立ってゆく

無数の光 指し示す方へ

私は魚 水面にあなたの影を追う

自由の意味を 探しながら

春の嵐

満ち溢れている情熱から

まだ幼すぎた私は何も知らない

君の空気はまるで春の嵐

巻き込んでいざなう 新たな道を

君の気持ちに気付いていたよ

でも知らんぷり

だって大人になんかなりたくないから

君の言葉を遮り心に小さい傷をつけた

でも怯まない

真っ直ぐな瞳で私を見ていたから

真夜中に出航間近の船を見てた時 今を

受け入れたのだろう

私の胸に刺さる物語

重ねた月日の中 色を変えていった

君の気持ちに気付いてたんだよ

夢醒めないで

だって大人になっても変わらないから

君の言葉が絶え間なくただ愛しく流れていた

ちらつく外灯

約束を果たし合える日がもう近いから

嵐がきて 雨が降り 風が止んで

日が差して そして夜が始まって

昇る朝日に未来を探し

逢魔の時に過去に浸り

そんな日を重ねてきたけれど

原点は原点のまま

愛してる

白い花


いつもと違う夜明け 白く煙る 霞んだ風景

激情の前触れに 触れてはいけない過去を覗く


諦めとか渇望とか どうでもいいんだ

巡り会えずにいるあなた 求め胸焦がす


白い花が咲いてる 恥じらいなく健気に

ゆっくりと ただゆっくりと 静かに今を生きる


悲しみを乗り越えて 視線の先 全て支配する

世界を狂わせる 不意に落ちない 愛の固執


かぞえきれない嘘の数 どうでもいいんだ

ありのままの私でいる 助けはいらない


白い花が咲いている 朝の光浴びながら

時間だけ ただ過ぎてゆく この胸に秘める願い


終わりは始まりだと 言うけれど今も ざわめくこの心

指で描くフレーム その中に見えた あなたの過去

孤独の音


胸が苦しくて 懐かしい歌がうるさくて

夢が見れない

沈黙を重ね 時と共に  


桜散り 跡形もなくなった頃

たった1つ貫き通した

私の信念

今花ひらく


それあなたの為と言い聞かせたけれど

良かったかどうかなんてまだわからない


胸が苦しくて

懐かしい歌がうるさくて

夢が見れない

沈黙を重ね 時と共に静寂になる


朝目覚め あなたの残像を感じる

捻じ曲げた現実を抱えて

私の心 何処へ向かうの


今の暮らしの中 決して満たされないけれど

昨日の私 鏡に映している様で


街から街へ

日々可能性を追うけれど夢がみれない

歪む想いと 入り交じる慕情が悲しい


希望 偽り 温かな優しさも 全て

なくす為孤独になろうと決めた